1日3時間の自由時間を作る3ステップ
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「忙しくて時間がない…」という悩みの解決策を度々ご紹介しています。
てことで今回は、忙しい社会人でも「やりたいことをやる時間を1日3時間確保する3ステップ」を紹介しましょう。
もちろん、私が普段実践していることだけ紹介します。
- もくじ
自由時間をつくる3ステップ
結論から言うと、1日3時間の自由時間をつくる3ステップは以下のとおりです。
- スマホを遠ざける
- トレードオフ -無駄を見つけ排除する-
- 働き方を変える
難易度は1が最も易しく、3が最も難しいです。
根拠となるデータや具体事例を解説します。
1 スマホを遠ざける
時間をつくるためのファーストステップは「スマホ」を遠ざけることです。
人によっては、スマホを遠ざけるだけで1日3~5時間以上の時間を作り出せます。
例えば、書籍「私らはそれに抵抗できない 依存型ビジネスのつくられかた」では、スマホ使用時間集計アプリ「モーメント」の集計データが紹介されていました。
1-1 人は1日平均3時間スマホを見ている
モーメントの集計では、ユーザーが1日にスマホを使う時間は「平均3時間」と判明しました。
- スマホを見る時間平均3時間
- スマホを手にとる回数平均39回
- しかしユーザーのほとんどは「そんなにスマホを見てない」と思っていた
このデータの怖いところは、ユーザーが「無意識に」3時間もスマホを見ていたことでしょう。
例えば、モーメントの作者ケヴィン・ホーレシュ氏は、自身のスマホ利用時間を1日1時間と予測。しかし、実際は1日3時間という結果でした。
彼は自分が思っていたよりも2時間も多く、スマホやパソコンに時間を奪われていたのです。
「スマホの使い過ぎを改善したい」と考えているモーメントユーザーですらそのような数字なので、使い過ぎを気にせずスマホを利用しているユーザーは、1日5時間以上の時間を奪われていても不思議ではありません。
1-2 スマホで途切れた集中を取り戻すには25分かかる
LINEやSNSの通知音で集中が途切れた経験はありませんか?
その途切れた集中を再び元に戻すには「平均して25分かかる」というデータがあります。
他にも以下のような研究データが有名です。
- 視界に入るだけで集中力が途切れる
- 広告やポップアップは3秒で集中力を崩壊させる
- 「時間が過ぎるのが早い」と感じやすくなる
- ストレスが増えて太りやすくなる
スマートフォンは便利なデバイスですが、Google、apple、Facebookなど世界一流の企業が「アテンションエンジニア(注意をひきつける専門部署)」を用意し、われわれの視線を1秒でも奪おうとしているんだから油断してはいけませんな。
スマホを解約するのは現実的ではありませんが、機能制限アプリをインストールするなどすれば、絵を描く時間を守る対策になるでしょう。
2 トレードオフ -無駄を見つけ排除する-
2つめのステップは「トレードオフ」です。
時間は有限なので、何か1つを選ぶには何か1つの選択肢を捨てなくてはいけません。
これを「トレードオフ」と言います。
シンシナティ大学のニコラ・ジアディ教授は、現代人のリソースが分散された様子を以下の図のように表現しました。
人の脳は「1つのこと」にしか対応できるリソースがありません。
同時に2つのことに集中するのは無理ですし、こなせる1日の予定も、せいぜい2つまで。
最大でも3つまでが限界と思ったほうがいいでしょう。
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前述した「スマホを手放す」ことも、トレードオフです。
「スマホをいじる」「やりたいことをやる」という2つのタスクを天秤(てんびん)にかけ「やりたいこと」を選択できれば、やりたいことをやる時間が3~5時間確保できたことを意味します。
2-1 予定は1~2つまで!最大3つ以下
あなたは1日にいくつ予定をこなしているでしょうか?
仕事、友人との会話、ゲーム、NetFlix…いろいろあるかもしれませんが、予定が増えれば増えるほど、先ほどの図の左のようにエネルギーが分散します。
自由時間を確保するには「1日の予定を最大3つ以下」に絞り、さきほどの図でいうと右側のような環境を作らなければいけません。
理想を言えば「本当に大切なこと」以外の予定をすべて排除したいところですが、さすがに仕事は外せないという方が多いと思うので「仕事+1つか2つ」の予定を上限に考えてみてください。
2-2 トレードオフに終わりはない
トレードオフは一度行えば終わり、というわけではありません。
この先毎日、毎月、毎年、目の前に現れる選択肢の中から「本当に大切なこと」だけを選び続けなくては自由な時間は得られません。
このように、大量の無駄の中から「本質」だけを選び出す生き方を「エッセンシャル思考」と言います。
詳しくは「エッセンシャル思考入門 80%のムダを減らし時間を最大化する方法」をどうぞ。
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時間は1日24時間しかありません。睡眠、仕事の時間を除けばもっと少なくなるでしょう。「あれもこれも」は無理です。
「どれか1つ(ないし2つ)」を選ばなければ、何もかもが中途半端に終わってしまうかもしれないのです。
3 働き方を変える
3つめのステップは「働き方を変える」ことです。
ご存知のとおり、現代人の一日の時間はほぼ労働に費やされています。
つまり、労働力が少ない仕事(働き方)をすれば、かなりの自由時間が捻出できるのです。
たとえば、私は2014年頃から今のようにネット配信(ブログ・YouTubeなど)が仕事になり1日の労働時間は1~3時間になりました。
それまでは1日8時間働いていたので、毎日5~7時間の時間が自由になった計算になります。
具体事例をご紹介しましょう。
3-1 YouTubeやブログは不労所得になる
身近な具体事例は、YouTubeチャンネルやブログでしょう。
例えば、HIKAKINさんがアルミホイルをたたいてる動画を見ると、HIKAKINさんが寝てても、遊んでても、HIKAKINさんに広告収入が入ります。
広告収入はHIKAKINさんが労働することで発生するのではなく「お客が動画を見ること」で発生するからです。
同じことはブログやコンテンツ販売(※)にも当てはまります。
※ゲームや漫画などの創作物をデータ販売すること
一朝一夕にはいきませんが、地道にメディア運営して、フォロワーを集めていけば、いずれ生活費を稼げるぐらいの規模に育つかもしれません。
まとめ:まずは手間を減らそう
以上、自由時間のつくる3ステップでした。
- スマホを遠ざける
- トレードオフ(1日の予定を3つ以内にする)
- 自動収入をつくる
自動収入を作ることは専門知識が必要なのですぐには難しいですが「スマホを遠ざける」「トレードオフ」は、今日から試すことが可能なのではないかと思います。
時間は突然生まれることはありません。1日24時間の中のどこかを「削ぐ」ことで生まれるのです。
どうぞ参考程度に。