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紙本と電子書籍どっちが読書向き?メリットを比較し使い分け方を解説

※この記事にはプロモーションが含まれます。

紙の本と電子書籍って

どちらのほうが記憶に
残りやすいんですか?

結論言うと

用途やジャンルに
よりますな

「ほしい本があるけど、紙と電子版どちらを選べにばいいのか…」という悩みに答える

「紙の本で読むべきか、電子書籍で読むべきか」という悩みは、読書家なら一度はぶちあたった経験があるのではないでしょうか。

結論を言うと「答えは用途やジャンルによる!」のでメリット・デメリットを比較した上で、あなたに合った方を選ぶのがおすすめ[2]です。

ちなみに私は「基本は電子書籍(Kindle)」で、何度も読み返したい本は紙版も買うようにしています。

では早速、紙の本と電子書籍強みと弱みを比較していきましょう。

1 紙の本のメリットとデメリット

まずは紙の本の特徴について

1-1 紙の本のメリット

  • メリット
  • 「どこまで進んだか」可視化されるので読むモチベが上がりやすい[1]
  • 「どこに何が書いてあったか」探しやすいので記憶に残りやすい[1]
  • ブルーライトが出ないので夜に読んでも睡眠を邪魔しない
  • 読み終わったら売ることができる
  • ネットの誘惑などがないので読書だけに集中できる

1-2 紙の本のデメリット

  • デメリット
  • 持ち歩くと荷物になる
  • 部屋のスペースを圧迫する
  • 劣化する

1-3 紙の本おすすめ用途・ジャンル

紙の本はこんな用途におすすめです

おすすめ用途

  • 何度も読み返して記憶に残したいとき
  • 夜寝る前に読書をしたいとき
  • 参考資料など大きな画像を参照したいとき

おすすめジャンル

  • ビジネス書
  • 参考書
  • 実用書
  • 図鑑

紙の本は「記憶に残りやすい」というメリットが研究[1]で認められています。

理由は「人の脳は視覚で覚えたことのほうが記憶しやすい」特性があるからとのこと。

たしかに電子書籍って、どこまで読み進んだかわかりにくかったりしますよね

よって、何度も読み返して記憶に残したいビジネス書などは紙の本を使ったほうが良いかもしれません。

また、実用書や参考資料など「大きな画像を必要とする本」も電子書籍より紙の本に軍配が上がります。

画像は電子書籍リーダーでは小さくなりすぎてしまうからです(バカでかいTVやモニターで閲覧するなら別ですが)

2 電子書籍のメリット・デメリット

つづいて電子書籍の強み、弱みです

2-1 電子書籍のメリット

  • メリット
  • スマホと一緒に何冊も持ち歩ける
  • 部屋のスペースを圧迫しない
  • 紙の本より価格が安い(kindleなら平均300円ぐらい安い)
  • 部屋が暗くてもライトで読める
  • 防水デバイスならお風呂でも読める
  • 古い本でも劣化しない
  • フォントや文字サイズをカスタマイズできる
  • 【重要】エッチな本を買いやすい、保管しやすい

2-2 電子書籍のデメリット

  • デメリット
  • 「どこまで進んだか」可視化できないので集中が続きにくい[1]
  • 「どこに何が書いてあったか」探しにくいので復習しにくい[1]
  • 夜に読むとブルーライトで睡眠に悪影響が出る
  • 読み終わっても売れない
  • ネットサーフィンなど余計な誘惑が多い

2-3 電子書籍おすすめ用途・ジャンル

電子書籍は次のような用途におすすめです

用途

  • 屋外で本を読みたいとき
  • 漫画など巻数が多い本をまとめ買いするとき
  • 風呂場で本を読みたいとき
  • エッチな本など保管と処分が大変な本を読みたいとき

ジャンル

  • 漫画
  • 小説(ラノベ)
  • 成人本

電子書籍は「漫画」「ラノベ」など、サクサク読み進められる本の読書に向いています。

巻数が多い長編漫画を全巻揃えても部屋のスペースを圧迫することはありませんし、劣化もしないので管理コストもかかりません。

防水デバイスを利用するならお風呂でも読書できますね

一方で「固定レイアウト」と呼ばれる、画像中心の実用書などは読みにくいです。

たとえばイラスト技術書のように画像と写真が一つの画像におさめられている本を快適に読むには、大きなモニターがないとむずかしいでしょう(読めんこともありませんが)

3 電子書籍リーダーのメリット・デメリット

電子書籍リーダーの強みと弱みにも触れておきます。

電子書籍リーダーとは「Kindle Paperwhite」や「楽天 Kobo」のように電子読書に用途に特化したデバイスのこと。

読書だけを目的に開発されたデバイスだけあって「電子書籍のデメリット」をいくつか解決できる仕様になっています。

4-1 電子書籍リーダーのメリット

  • メリット
  • ブルーライト大幅カットで目が疲れない
  • 防水デバイスならお風呂でも読める
  • ネットの誘惑がなく読書に集中できる

4-2 電子書籍リーダーのデメリット

  • デメリット
  • スマホやPCアプリに比べるとページロールが遅い
  • スマホアプリに比べると起動が遅い
  • カラー表示できない

4-3 電子書籍リーダーは必要?

電子書籍リーダーって必要なんですか?

個人的には電子書籍リーダーは好きでして「kindle Oasis」を日々利用しています。

とくに良いのはブルーライトが大幅カットされた特殊なディスプレイ。

はじめて見たときは「紙の本かよ」と思わず口にしてしまうほど、目がラクで驚いたものです。

ただ、万人におすすめはしません。

値段が高価ですし、スマホと比べて「ページロールが遅い」ことにイライラしてしまう方も多いのではないかと。

ブルーライトも完全にカットできるわけではないので、結局、紙の本のそれには及びません。

※ブルーライトは少量でも睡眠の質を妨害することがわかっています[3]

ということで電子書籍リーダーは「お金に余裕がある場合にかぎり」おすすめです。

3 結論

以上のように、紙の本と電子書籍の強みと弱みは、それぞれ補完し合える関係に思えます。

コインの裏表みたいなものなので、どちらが良い、悪いと判断するのはナンセンスに思えますね。

てことで「紙の本、kindle両方を用途によって使い分けりゃいい」という月並みな結論で締めておきます。

どうもありがとうございました♪

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